パンタルーター
パンタルーターのしくみ(1)各部のなまえ
これから、パンタルーターの動くしくみを分かりやすくご紹介していきたいと思っています。
パンタルーターの基本は、「テンプレート」を「ガイド」と呼ばれるピンでなぞって「ルータービット」を動かすこと、です。
ルータービットで削り出されるのは、テンプレートと全く同じカタチ、ただし大きさは1/2サイズになります。
まずは、各部のなまえと簡単なはたらきについてです。
※実際に発売される製品と外観等が異なる場合がございます。
①テンプレートホルダー
②シックネスゲージ
材料の厚みに合わせて、テンプレートホルダーの高さを設定するゲージ。
③テンプレート
※画像は弊社専任スタッフによる試作品(商品ではありません)
④ガイド
テンプレートをなぞるピンです。
⑤パンタグラフ・アッセンブリー
上部のレバーでパンタグラフを動かします。
⑥ルーターモーター
※実際の製品はAMB 800FME-Q(ドイツ製)となります。
⑦レバークランプ
⑧アングルストップ
材料を直角に固定するためのフェンスです。
⑨傾斜テーブル
水平~垂直に傾斜します。
⑩デプスストッパー
ルーターの切削深さを規制するストッパーです。
⑪プランジレバー
ルーターの切削深さを動かすレバーです。
【実際に加工できる最大サイズ】
※垂直に材料を固定した時の最大サイズを表しています。
※水平にしたテーブルの上に材料を固定した場合の最大加工高さは、約100mmとなります。
材料の固定位置を動かすことで、より大きな面積を加工することもできます。